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たね蒔きジャーナルの存続を

ラジオ番組「たね蒔きジャーナル」は、
福島第一原発の事故や放射能について、真実を伝えようと頑張ってきた
数少ないメディアの一つです。

「絶対原子力戦隊スイシンジャー」の記事でも紹介した
京都大学原子炉実験所の小出裕章さんのお話を頻繁に聞くことのできる
貴重な番組でもあります。

関西圏の番組ですが、Youtubeで毎回の放送をアップしてくださっている方のおかげで
北海道に住んでいる私も聞くことができています。

でも、この「たね蒔きジャーナル」が、なんと打ち切りになるかもしれないそうです!

こういう番組をなくしてはいけませんよね。

リスナーから番組存続を願う声を届けようという呼びかけに賛同して、
私も毎日放送の視聴センターへ、メールさせていただきました。

* 詳細はこちらをご覧ください↓
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65816988.html
(ざまあみやがれい!)

「たね蒔きジャーナル」が原発と放射能をどのように報じてきたのか、
参考のために、小出先生が登場された一番最近の音源と文字起こしを、アップします。

これはmixiで仲良くしていただいているマイミクさんが、
小出先生ご出演の度に、文字起こしをしてくださっている日記からの一部転載です。

文字起こし部分は少し長いので、「read more...」に入れました。
この記事の一番下の「read more...」をクリックすると、
ラジオの放送内容を文字で読むことができます。

(以下転載)
-----------------------------------------------------------------------

【文字起こし】たね蒔きジャーナル 2012年7月26日 小出裕章氏出演分




MBSラジオ たね蒔きジャーナル
http://www.mbs1179.com/tane/

京都大学原子炉実験所 原子力安全研究グループ(小出氏が所属)
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/index.html

小出裕章氏講演会情報
http://healing-goods.info/koide/

文字起こしはこちら↓

【文字起こし】

千葉:京都大学原子炉実験所助教の、小出裕章さんです。小出さん、今日もどうぞよろしくお願い申し上げます。

小出:よろしくお願いします。

千葉:今日は毎日新聞論説委員の、近藤伸二さんと一緒に伺います。

小出:はい。

近藤:よろしくお願いします。

小出:はい。近藤さんよろしくお願いします。

千葉:えー、さて小出さん、先週先々週と、このコーナーで、青森県六ヶ所村の、再処理工場が、普通に稼動しただけでも、事故なんか起こさなくても、すごい量の放射性物質を環境に出してしまうということについて、お伺いしましたけれども、これについて、さらにリスナーの方から、こういう質問が来ております。えー、岩手県奥州市にお住まいのラジオネーム「よくいく」という方ですね。えー、六ヶ所村処理場で、年間33京ベクレルという途方もない量の、放射能を放出しているという話で驚いたんですが、これは、去年の福島原発事故で問題になった、ベントによる放射性物質の大気中への放出と違うんでしょうか?どこからどんな形で、放射性物質を出してしまうんですか?という質問なんですが。

小出:はい。えー、ベントとは全く関係ありません。

千葉:はい。

小出:えー、33京ベクレルというその数字は、クリプトン85という、放射性物質についての値です。そのクリプトン85というのは、私たちが希ガスと呼ぶ、1群の元素群に属していまして、え・・・完全なガス体なの・・・です。で・・・原子力発電所に、存在している時には、燃料棒という金属のパイプの中に閉じ込められた状態で、クリプトン85も存在しています。ですからまあ、原子力発電所から外に出てきてくる、ということは、基本的にはない、のです。

千葉:はい。

小出:ただ金属はあの、時々割れたり穴が開いたりしていますので、原子力発電所でもわずかではあるけれども出てきてしまうという、そういうものです。

千葉:はい。

小出:しかし再処理工場は、先週も聞いていただきましたが、え・・・ウランが燃えて、できた核分裂生成物、そしてプルトニウム、というものが燃え残りのウランと一緒に、ペレットという形で存在しているのですが、その中から、プルトニウムだけを分離するという作業であるために、え・・・ペレットを金属の被覆管という、パイプの中からとにかく取り出さなければいけない、のです。えーですから一番初めに、被覆管という金属のパイプを、ブチブチにちょん切ってしまうのですね。

千葉:はい。

小出:そうすると、クリプトン85というのは完全なガス体ですから、もうその・・・段階で、外に噴き出してきてしまうということに、なります。

千葉:はあ・・・。

小出:そしてガス体ですので、基本的には閉じ込めることができませんので、そのまま外に捨ててしまうということをやっています。

千葉:はあ・・・その、じゃあ再処理ということをする最初の過程で、

小出:はい。

千葉:もう環境に出てきてしまうわけですか?

小出:そうです。もう、出してしまうことを予定して、出しているのです。

千葉:はあ・・・あ、でも小出さん、先週ですね、

小出:はい。

千葉:これ、取り去ることは・・・できる方法はある、っていう風に仰ってましたよねえ。

小出:はい、そうです。え・・・被覆管をちょん切った段階でクリプトンが外へ出てきてしまうのですが、それを冷夏153度まで、その空気を冷やすことができれば、クリプトンは液体になりますので、

千葉:はい。

小出:その段階で捕まえることができます。ただしそれをやるにはお金がかかるということで、六ヶ所再処理工場は、クリプトンは全量を、外に捨てるということにしてしまいました。

千葉:うーん・・・あの、イギリスだとかフランスだとか、外国にも再処理工場が、あると聞くんですけれども、

小出:はい。

千葉:こういった所ではですね、どんな風にしてるんですか?

小出:えー、クリプトン85に関しては基本的に全て、同じです。え・・・どこの再処理工場でも全て、環境に出してしまうということになっていまして、え・・・地球上の大気は、もう既にクリプトン85で全世界が汚されてしまっています。

千葉:あの、まあクリプトン85に限らずですね、イギリスや例えば、フランスの再処理工場でも、いろんな放射性物質が、出てると思うんですが、稼動してるんですもんねえ。

小出:はい。

千葉:えー例えば、その工場の周りでは、何か変化が起きていたりとかはしないんですか?

小出:例えば、日本の原子力発電所の使用済み燃料というのは、これまで日本の国内に再処理工場がなかったがために、イギリスのウィンズケール、最近はセラフィールドと呼ばれていますが、その再処理工場と、フランスの、ラ・アーグという再処理工場に送っていました。で、再処理をしてきてもらってきた、のです。で・・・例えば、イギリスのウィンズケール再処理工場は、これまで・・・の、運転・・・の間に、広島原爆400発分に相当する、セシウム137を、アイリッシュ海という海に流しました。平常運転です。事故でも何でもなくて。

千葉:えっ、普通に運転するだけで、

小出:はい。

千葉:それだけのセシウムを、海に、流してしまってると。

小出:そうです。えー・・・福島第一原子力発電所の事故で、大気中に、漏れてきたセシウム137は、日本政府によると168発分だと言っているのですが、私はたぶんそれより2倍から3倍多い、つまりまあ400発ぐらいはあると思っています。でもそれと同じだけのセシウム137を、イギリスのウィンズケール再処理工場は、平常運転として、アイリッシュ海に流してきました。

千葉:事故ではなくて、

小出:はい。

千葉:もう、普通に運転してるだけでそれだけのものを流してるということですか?

小出:そうです。

千葉:(絶句する)・・・。

近藤:小出さん、あの、

小出:はい。

近藤:この、先ほど、クリプトン85・・・をですね、まあ除去するにはあの、マイナス153度ですか?

小出:はい。

近藤:まで冷やすという話なんですが、これコストだけの問題なんですか?技術的にはもう、確立されてるんですか?

小出:はい。えーと、その技術は、日本の政府がたしか160億円だったと私は思うのですが、それだけのお金を投入して、技術開発を進めてきました。そしてできるということまで、分かったのです。しかし、それを・・・やるのにはまずお金がかかるし、仮にクリプトン85を液体にして捕まえたとしても、いつまでもずーっと閉じ込めておくことにまた、困難が伴うと、いうことでそんなことなら初めから出してしまえということになってしまいました。

千葉:あの、出してしまえという(笑)・・・ことなんですけども、

小出:はい。

千葉:このクリプトン85というのは、生物の体にはいったいどういった形で、影響を及ぼす恐れがあるんですか?

小出:えークリプトン85は完全なガス体ですので、例えば私が呼吸で肺に取り込んだとしても、肺の組織と何の反応もしないでまた呼吸で外へ出てしまうという、そういう・・・性質のものなの、です。

千葉:はい。

小出:えーですから、体に蓄積することも、ありません。そしてごくごく弱い、あの・・・ベータ線しか出しませんので、え・・・被曝という意味では、あまり重要でないとこれまで考えられてきました。しかし、全地球の大気がクリプトンで汚されてしまっていますので、え・・・これから全地球70億人という人々が、そのクリプトン85に、被曝をして・・・いってしまうということを考えると、無視していいものとは私は思いません。

千葉:うーん・・・。あの、再処理工場からは、クリプトン以外にも、お・・・いろいろな、放射性物質が出ると思うんですけども、その再処理工場の周りの人の、健康・・・に何か影響が出たりとかはしないんですか?

小出:えー、

千葉:イギリスやフランスの場合。

小出:例えば先ほど聞いて・・・いただいたウィンズケール再処理工場の周辺では、子供の白血病が増えているということが、統計的に明らかになって、います。では、その統計的に明らかになった白血病が、本当に再処理工場からの放射能の影響なのかどうなのかということで、いまだに論争が続いています。

千葉:・・・でも、そういう形・・・で、えー・・・例えば、子供の白血病が増えているという事実はあるわけですので、

小出:そうです。そうです(笑)

千葉:例えばじゃあそこに対して・・・そのイギリスやフランスという国は、何かしら、対策を取ったりとかですね、えー・・・ちょっと、原子力の利用を考え・・・直そうみたいなような動きっていうのはないんですかねえ?

小出:はい。えーとアイリッシュ海というのは、え・・・イギリスの、えー、グレートブリテン島と、アイルランド島・・・との間にある内海なんですね。日本でいえば日本海のような、海なのですが、そこに、膨大な放射性物質を流してきたがために、アイリッシュ海で取れる、海産物は全てもう汚れている、のです。

千葉:はい。

小出:えー、そのためアイルランド政府、や議会は、もう毎年のように、ウィンズケール再処理工場の停止を求めて、きています。しかしまあ、イギリスという国は、再処理をするということで、まあお金儲けをしてきたという、そういう国ですので、なかなか停止に踏み込まないまま今日に、来てしまっ・・・になってしまいました。

千葉:うーん・・・。(ため息)何とも言えん状態なんですが、もう一つだけすいません。

小出:はい。

千葉:あの・・・再処理工場なんですけれども、再処理するための使用済み核燃料がたくさん、集まっていると思うんですけども、

小出:はい。

千葉:もし大地震が起きた場合に、これを冷やすことができなくなって、大事故が起きる可能性があったりとかしないんですか?

小出:もちろん、あるのです。え・・・使用済み燃料といえども、放射性物質である限りは発熱をしていますので、いついかなる時も冷やしておかなければいけないということで、まあプールに沈めてあるわけですし、プールは常に循環しながら冷却をしなければいけないという、そういうものなの、です。えーですから、例えば、電源がなくなって冷却ができなくなってしまいますと、プールの水の温度がどんどんどんどん上がってきてしまうということに、なります。えー、現在の東京電力福島第一原子力発電所の、4号機の使用済み燃料プールでも同じようなことが、時々起きて、問題になるわけですけれども、再処理工場というのははるかに、大量の使用済み燃料をプールに入れてありますので、もし、事故が起きたらば大変なことになります。

近藤:小出さんあの、

小出:はい。

近藤:この原発・・・に関して色んなまあ規制があると思うんですけれども、

小出:はい。

近藤:再処理工場に対しても、これは基本的に原発と同じような規制がある、ということなんですか?

小出:えー(笑)、基本的には同じなのですが、え・・・特殊事情がいくつも、あります。例えば、原子力施設の場合には周辺に放射性物質を捨てる、例えば気体で捨てたり、液体で捨てるときには、濃度規制・・・を受けるのが、え・・・日本の法律で決まって、います。え・・・でも、原子力発電所の場合には例えば、え・・・ん・・・液体の場合には、いわゆるその・・・原子炉を冷やすために大量の海水を敷地に引き込んで、またそれを海へ流すという、ことをやっているのですね。例えば100万kwという原子力発電所でいえば、1秒間に70トンの海水を引き込んで、その温度を7度上げてまた海へ戻すというようなことをやってるわけで、原子力発電所ができるとそこに巨大な川ができるという、そういう・・・施設なのです。

近藤:はい。

小出:ですから、仮に濃度規制があったとしても、どんな放射性物質でもその、大河に流してしまえば捨てることができると、いうそういうものでした。しかし、再処理工場の場合には、そんな大河はありませんので、放射能を薄めて捨てるということが再処理工場の場合にはできない、ことになりました。そこでどうしたかというと、再処理工場に関しては濃度規制を外してしまうということに、しました。

近藤:ああ、そうなんですか。

小出:はい。え・・・ん・・・例えば、トリチウムという放射性物質があるのですが、そのトリチウムも、原子力発電所が、受けている、法律に則って捨てようとすると、毎日100万トンの水がいるという、そういうことになってしまいました。そのため濃度規制を外して、え・・・海へ、長ーい、放水管を敷いてですね、え・・・沖合何キロというところで、海底から放出すると。そうすると海は、広いぜ大きいぜと(笑)いうことで薄まってしまうからいいんだよという、そういう規制のし方に、しました。

千葉:・・・そういう問題じゃないと思うんですけどもねえ(笑)

小出:(笑)・・・はい。

千葉:はあー。わかりました。小出先生、どうもありがとうございました。

近藤:ありがとうございました。

小出:ありがとうございました。

【文字起こし終了】

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(転載終わり)
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2012/07/30(月) | 放射能 | トラックバック(0) | コメント(2)

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ぽてとまと

『トンボさんへ』

こんにちは。いつもコメントありがとうございます。

私もたね蒔きジャーナルを毎回聞いているわけではないんですけど、
信頼できるメディアが少ない中で、
とても頑張っている良い番組ですよね。

こういう番組はこれからもずっと続けていってほしいです。

原子力を推進したい企業からの圧力もあるのかなと薄々感じていましたが
トンボさんが上げてくださった株主さんたちを見ると
やっぱり無関係ではないように見えますね。

小出先生が40年間も戦っているのですから、
本当に手ごわい相手だなと思います。

それでも最近はデモなどを見ているせいもあってか、
いい方向に向かうような気もするんです。

世の中全体の雰囲気が、今までと違って
物質的な豊かさを求める時代から
精神的な豊かさを求める時代へと変わってきている感じがするので、
甘いかもしれませんが、結構ポジティヴに捉えています。

ただ秘密保持法のことは、恥ずかしながら
そういう法案が検討されていることも知らなかったので
一人一人がしっかり目を光らせていないといけないなと
改めて思いました!

教えてくださって、ありがとうございます。

政治も「この人たちは何やってるの?」と思うことばかりですが
それぞれが小さくても自分にできることをやって、
変えて行けたらいいですね。

選挙も解散するのかしないのかいまだにはっきりしませんけど、
その時には、よく考えて投票する人を選びたいと思います。

2012/08/14(火) 12:19:07 | URL | [ 編集]

トンボ

『ぽてとまとさんへ』

種蒔きジャーナルの放送の打ち切りが間もなく決まるということですね。
いつも聴いてたわけじゃ無いですけどこの手の番組は駆逐されつつありますね。
とても残念です。
ぽてとまとさんの呼びかけはとても大事だと思います。
Twitterにも存続を求める書き込みが多いいです。

新設された原子力規制委員会の人事の案件に見られるように
とても普通の政権であれば認められない人事案件を、野田民主党政権自らが出しています。
原子力ムラの反攻が始まっているのですね。
種蒔きジャーナルの件もこの流れとは無縁でないように思います。

ちなみに毎日放送(WEBラジオ)の株主構成を調べてみますと以下の通り
1.ソニー株式会社 1,172
2.株式会社りそな銀行 1,166
3.株式会社三菱東京UFJ銀行 1,166
4.株式会社三井住友銀行 1,166
5.株式会社東京放送ホールディングス 1,150
6.日本電気株式会社 885
7.株式会社大林組 842
8.野村ホールディングス株式会社 840
9.日本生命保険相互会社 774
10.第一生命保険株式会社 744
11.株式会社電通 650
12.関西電力株式会社 606
なんと原子力推進派の雄ばかりですね!

巨大な権力と金を握った原子力ムラ既得権層は、
恐らく官邸前デモを始め国会議事堂を囲むデモとか各地にひろがる
反原発デモに、いくらか危機感を持ち始めたのでしょうかね。

原子力ムラ既得権層VS反原発運動が先鋭化してゆきそうです

政治的には内閣不信任案が取り沙汰されているようですが
野田民主党政権に自民党がついている限り解散総選挙はありえません。
もはや憲政の常道なるものは存在しません。
まァ、これは僕の個人的な意見であって本当にそうなるかどうかはよくわかりませんが。

野田民主党政権は今のうちとばかり、
TPP参加をはじめ秘密保持法とか、後戻りが難しい政策、法律を次々成立させそうですね。
通称「ダウンロード禁止法」のように
議論らしい議論もなくメディアが一切報道しないうちにいつの間にか成立!

考えてみれば恐ろしい時代になったものです。
マスメディアの効用は、ナチズムを台頭させたことでも実証済みですからね^^;
いよいよ原子力ムラ既得権層が牙をむきだしにしてきた様に思います。

2012/08/01(水) 07:33:22 | URL | [ 編集]

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